ヒット曲けんきゅうしつ

なぜヒットする?は証明できないと思います。現在は明治~1950年代をけんきゅうちゅう。

1940年代

「燦めく星座」灰田勝彦(昭和15年発売、昭和21年再発売)

戦争の非常時に支持されたB面ヒット曲 灰田勝彦さんの「燦めく星座(きらめくせいざ)」は昭和15年(1940年)1月1日に発売されました。 A面が「青春グラウンド」、B面が「燦めく星座」です。 同年に公開された正月興行の映画『秀子の応援団長』の…

「誰か故郷を想わざる」霧島昇(昭和15年発売)

反語のタイトルは時局に逆らう意思の現れ? 1938年5月、政府が国民生活を制限できる国家総動員法が施行されます。 "国民が納得できないまま日常生活を制限せざるを得ない世代"と定義すれば、2020年から現在も続くパンデミックの現代も同じです。 霧…

「東京ブギウギ」笠置シヅ子(昭和23年発売)

平成の31年間で著作物使用料89位! 笠置シヅ子さんの「東京ブギウギ」は昭和23年(1948年)に発売されました。 戦後の復興期を象徴する流行歌として語り継がれています。 この曲はブームになったのではないか?と感じます。翌年に発売された「銀座…

「紀元二千六百年」(昭和15年)

五輪・万博のダブル開催が企画された年 西暦1940年は、神武天皇が即位された年から数える暦(紀元・皇紀)では2600年にあたります。 おそらく当時の日本では、西暦2000年を迎えた頃のミレニアム(千年紀)に近いお祝いムードがあったのだろう、…

「勘太郎月夜唄」小畑実・藤原亮子(昭和18年発売)

太平洋戦争時に発売された普通の流行歌 小畑実(おばたみのる)さんと藤原亮子(ふじわらりょうこ)さんの歌う「勘太郎月夜唄」は、昭和18年(1943年)に発売されました。 当時どれくらいヒットしたのか?という記録は見つかっていませんが、かなりの…