ヒット曲けんきゅうしつ

なぜヒットする?は証明できないと思います。誤字はちょっとずつ修正します。

洋楽のヒット曲

「家へは帰れない」ザ・シャングリラス(昭和41年)

昭和3、40年代は、セリフが加えられた作品が多く登場したように感じます。間奏にセリフが挟まれる歌と言えば、つい演歌・歌謡曲を連想してしまいますが、洋楽でもたまに登場しました。 昭和41年にヒットしたザ・シャングリラさんの「家へは帰れない」は…

「ノー・ノー・ノー」ザ・ヒューマン・ベインズ(昭和43年)

今回は、音楽ではなくデザインに偏ってしまう内容かも知れません。昭和43年頃のレコード業界に目に見える形で登場した、大変奇妙な流行である“サイケデリック”と呼ばれるジャンルについて取り上げます。 この流行は、レコードジャケットでの流行と捉えてい…

「夢のカリフォルニア」ママス&パパス(昭和55年)

ママス&パパスさんの「夢のカリフォルニア」は、日本では2回ヒットした作品です。 ヒットチャートの記録では、1度目は、作品が発表されて日本でもレコードが発売された昭和40年代初め。 2度目にヒットしたのは、なぜか十数年後の昭和50年代半ばです…

「クレイジー・ラヴ」ポール・アンカ(昭和33年)

昭和33年(1958年)の洋楽ヒットチャートを眺めていると、この年の流行がうかがえるランキング推移に気づく事ができます。 1つは、この年に登場したポール・アンカさんの活躍 2つは、同じくベルト・ケンプフェルト楽団さんの活躍 3つめは、『戦場に…

「ふたりの天使」演奏:サン・プルー楽団、歌:ダニエル・リカーリ(昭和45年)

魅惑的な女性が登場する際や、官能的なシーンに流れるBGMとして多用される印象がある「ふたりの天使」は、多くの人がご存知の作品と思います。 スキャットが印象的なこのレコードは、昭和45年6月に発売され、8月から9月にかけてヒットしました。 テレビでは…

「ダイアモンド・ヘッド」ベンチャーズ(昭和40年)

昭和39年にヒットチャートに姿を現した、エレキギターが主体の器楽演奏であるサーフィン・サウンドは、ベンチャーズさんの活躍によって、ひとつのジャンルを形成する大規模な流行となりました。 昭和40年1月に来日公演をされたベンチャーズさんですが、…

「レッド・リヴァー・ロック」ジョニーとハリケーンズ(昭和35年)

日本でロックン・ロールが広く知れ渡ったのは、昭和31年にエルヴィス・プレスリーさんの「ハート・ブレーク・ホテル」が登場してからです。 『ダンスと音楽』のランキングには、昭和30年にビル・ヘイリーと彼のコメッツさんの「ロック・アラウンド・ザ・…

「霧のロンドン」ジョー・スタッフォード(昭和32年)

『ダンスと音楽』のヒットチャートによると、ジョー・スタッフォードさんの「霧のロンドン」は、日本では昭和32年(1957年)にヒットしました。SP盤のランキングでは、4月から6月にかけて2位を記録しています。 『ダンスと音楽』SP盤ランキング推移 集…

日本で最も支持されたブラス・ロックのシングル盤「黒い炎」チェイス(昭和46年)

昭和40年代前後、ビートルズさんの登場をきっかけにして、日本でも、若い世代がバンドを組み、オリジナルの作品を吹き込める時代に変わっていきました。 昭和30年代のエルヴィス・プレスリーさんが登場した頃は、日本の音楽業界は若者に対して、商品化す…

南米ベネズエラの民族楽器の響き「コーヒー・ルンバ」ウーゴ・ブランコとそのアルパ・ヴィアヘラ(昭和36年)

昭和36年(1961年)に流行した「コーヒー・ルンバ」は、海外の作品です。 オリジナルは「MOLIENDO CAFE」と言う名前で、パラグアイの民族楽器であるアルパの一種で演奏される作品です。 レコードジャケットの解説によると、従来のハープより小型で、持ち運び…

イギリス生まれの曇ったサウンド「ふたりのシーズン」ザ・ゾンビーズ(昭和44年)

流行時期(いつ流行った?) ザ・ゾンビーズさんの「ふたりのシーズン」は、昭和44年(1969年)にヒットしました。 3月下旬に発売されたレコードは6月に最高順位を記録しています。 <『レコードマンスリー』洋楽月間ランキング推移> 年月 順位 昭…